語学学習のコツ - 読む/聞く/書く/話すのは、別個のスキル
2024年04月21日 16:09
読む/聞く/書く/話すのは、別個のスキル
今回は、脳科学から見た語学学習についてです。
近年、ITと共に画像解析の技術が発達し、脳のMRI画像から人がどんな活動をしている時に、脳のどの部位が活発になるか、が分かってきました。そして、語学においても、読解をする時、話す時などの脳の動きが解明されてきています。
このような視点から書かれたのが、「脳科学的に正しい英語学習法」加藤俊徳著です。著者の加藤先生は、MRIなどにより脳機能を研究される医師であり、ご自身も脳科学の知見を活かし、英語を習得されています。
この本を読むと、同じ言語を操っている時でも、読む/書く/聞く/話すのでは、脳の違う部位が使われている事が良く分かります。
それぞれが別個のスキルだと、以下のような事象があることも理解できます。
◆ 素晴らしい英語の論文が書ける研究者なのに、英会話ができない
◆ 外国語を聞き取れるけど、自分からは話せない
つまり、それぞれについてトレーニングが必要と考えられます。
外国語を学習する目的は、論文を読めるようになりたい、外国人と話せるようになりたい、映画を原語で理解したい、など様々だとは思いますが、できればバランスよくスキルアップできるよう学習を進めましょう。
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