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語学学習のコツ - 語学学習の順序(発音、文法、単語、会話)

2024年04月21日 15:49

語学学習の順序(単語、文法、発音、流暢さ、適切な言葉遣い)

語学学習といっても、その内容は、文法、単語、読解、リスニング、作文、会話とやることは様々ですが、皆さんは語学学習に取り組む上で学習の「順序」を意識していらっしゃいますでしょうか。

語学学習の順序について研究したのが、テオドール・ヒッグス(Theodore Higgs)です。彼はアメリカ国務省の外国語教育機関で外交官や諜報員のための研究を行い、語学レベル別にどんな学習に比重を置くべきか、ヒッグス曲線で示しました。


このグラフによると、学習の初期には語彙がまずは必要であり、その後、文法の重要度が上がってくることが分かります。そして、最初に発音を正確に覚えることも大切であることを示しています。(最初に発音を間違えて覚えてしまうと、後でヒアリングで苦労することになります。)

一方で、このグラフからは会話(Fluency)や社会言語能力(Sociolinguistic、場面に応じて適切な言語運用ができるか。例えば、敬語など)は、中級レベル以上で比重を上げるべきことが分かります。これには理由があります。語彙や文法の知識が不十分なまま、無理にアウトプット型の発話トレーニングをしてしまうと、誤った語彙や文法の使い方でもある程度は通じてしまい、それが成功体験として脳に定着してしまいます。この間違った記憶が、後々、中級レベルから伸び悩む要因となります。

アメリカのピッツバーグ大学で言語学の研究をされている白井恭弘教授は、言語学習の秘訣は「大量のインプットと少量のアウトプット」と表現されています。正しい語彙や文法の知識を蓄積するまでは、インプット型の学習中心で行きましょう。

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